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執筆者の写真株式会社あわえ

あわえ、「官・民・金」連携で飲食店のIターン創業を支援 都内の有名ラーメン店が徳島県美波町に新法人を設立し新店舗を開店

日本政策金融公庫(以下:日本公庫)は、株式会社あわえ(徳島県美波町 以下:あわえ)と連携し、徳島県美波町(町長 影治信良)が地方創生事業として進める門前町への店舗運営事業者、合同会社桃次郎商店(代表者 松田徹時)への融資、創業支援を行いました。

徳島県美波町は、四国八十八箇所霊場の第二十三番札所「薬王寺」の門前町として古くから賑わった桜町通り商店街の復興を、町の地方創生事業「門前町の再生プロジェクト」として進め、築80年を超える古民家の改修と、運営事業者の募集を行いました。 この運営事業者として選定された松田徹時氏は、寿司店での調理や大手定食屋グループの店舗運営を経て、平成20年に東京都板橋区に中華そば「Morris(モリス)」を創業、多くのメディアに取り上げられる有名店として10年間営業してまいりました。複数回に渡る美波町への訪問を通じ、同町と地域食材の魅力に魅了され、この度、同町への新法人の設立と徳島県南食材にこだわった中華そば店「阿波尾鶏中華そば 藍庵(あいあん)」を開店させるに至りました。

今回の松田徹時氏のIターン創業にあたり、あわえは地域との連携やブランディング支援などを実施し、日本公庫は、地域金融機関の阿波銀行・徳島銀行と連携し、店舗内外装工事や備品等固定資産の購入資金、運転資金の協調融資を実行いたしました。今後も日本公庫及びあわえは、地域金融機関と連携し、継続的な事業支援を行っていく考えです。

人口減少や高齢化の進む地方では、地域の食を支え、インバウンド観光等の需要を満たすサービス事業の担い手不足に悩んでいます。一方、人口集中が進む都市部では小規模事業者による新店創業は困難を極めているのが実態です。日本公庫及びあわえは、地域金融機関と連携し、都市部の創業候補者と地域の魅力・需要をマッチングさせ、進出を支援していくことで、地域経済の活性化、地方創生の支援を積極的に行ってまいります。

概要

企業名

合同会社桃次郎商店

店舗名
代表者

松田 徹時(まつだ てつじ)

所在地

徳島県海部郡美波町奥河内字寺前229-1

創業日

法人設立:平成30年6月5日 店舗開店:平成30年8月17日

店舗概要
  • 薬膳の「身土不二」の考えのもと、徳島県のブランド地鶏である阿波尾鶏と地元野菜をはじめとする地域食材にこだわった中華そば・つけ麺を提供します

  • 「阿波尾鶏中華そば 藍庵」の多店舗展開と、2020年の東京進出を計画しています

連携内容
【美波町】
  • 地方創生推進交付金を活用した門前町の古民家改修工事を実施

  • 松田徹時氏の新規創業及び移住に対して「小規模事業起業支援補助金」「定住促進補助金」による資金補助

【株式会社あわえ】
  • 美波町進出のコーディネイト

  • 店舗コンセプトやブランディング、広報支援

【阿波銀行日和佐支店、徳島銀行日和佐支店、日本政策金融公庫四国創業支援センター】
  • 地域金融機関と日本政策金融公庫が連携し、新店舗開設を支援

(連携スキーム)



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