先日公開した「地方公共団体が誘致又は関与したサテライトオフィスの開設状況調査結果」で、 令和元年度末時点の710箇所から令和2年度末は916箇所と大幅に開設数が増加したことがわかりました。 (出典元)
先日の日本経済新聞、四国版の経済欄であわえ代表のコメントも記載されましたが、徳島県では来年100社に到達する見込みです。 コロナ下により新しい働き方が広がったことはもちろんですが、単に検討企業が増えたというよりは、種類も多様化しています。
例えば、先月徳島県内最多のサテライトオフィスが進出する美波町に、国土交通省所管のUR都市機構様が初めてのサテライトオフィスを開設しました。 サテライトオフィスをきっかけとした地方での多様な働き方が、ベンチャーだけではなく、大手企業や政府系の機関にまで広がったということは、サテライトオフィスの更なる多様化が期待されます。
持続可能な社会づくりのため、地方に地域の担い手となるサテライトオフィス企業が増えるのはとてもありがたいことですが、それ以上に質が大切だと私たちは考えています。美波町のような過疎地域でも、 それをチャンスの場と捉えてチャレンジし続けてもらえるか、持続可能な社会づくりの一員として参加してもらうかには、地方で新しいサービスを生み出し続けるマインドと技術が必要です。 あわえでは、サテライトオフィス誘致は「技術と商売魂をもった企業や人」を地方に誘致すること定義しています。 サテライトオフィスというと企業のイメージが強いですが、大切なのはその地域に新しいサービスを生み出し続ける技術と商売魂があるかどうか。
美波町には東京に店舗を持ちながら美波町に店舗を出す藍庵というラーメン屋さんがあります。 東京の技術や情報を持ち込み、徳島の食材を活用して美波町の店舗でラーメンを提供する「サテライトラーメン」屋さんです。 また詳細の事例もおいおい紹介して参ります。
地方に、技術と商売魂をもったサテライトオフィス誘致をあわえは推進していきます。
美波町の視察依頼やSOの問い合わせはこちら https://awae.co.jp/contact/
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