MAYO TANIYAMA
谷山 真代
PLACE
いちき串木野市
コミュニティマネージャー
プロフィール
鹿児島県鹿児島市出身。アパレル業界や病院の広報、IT企業などを福岡県で経験。2024年5月鹿児島へのUターンを契機に、以前より興味のあった地域の活性化に関わりたいと思い、あわえに入社。
入社の経緯
幼少期から雑誌を見るのが好きで、若いうちにアパレル業界に携わってみたいなと思い、新卒時にアパレル業界で販売員をしていました。店舗業務の中でもVMDを考えることが好きで、お客様の流れや売れ筋、導線などを考え店舗をつくっていく作業にやりがいを感じていました。本社からメインのディスプレイ指示書や広報物は送られてくるので、基本はそれを中心にそれ以外の棚の導線を考え店舗全体のディスプレイをつくります。さすがにポップなどの編集は一販売員である自分が店舗ではできないので、デザインやWebデザインなどのスキルを身に着けてキャリアアップしたいという気持ちが強くなり、少しデザインを学んで転職することにしました。
その後病院の広報担当を経験したのですが、半年後にコロナ禍に突入し広報どころではなくなってしまい、再度ビジュアルプログラミングツールを開発している企業の教育部門で広報物やインタビュー記事、Webサイトの編集や更新、サポート業務等を経験することができました。
2024年に地元である鹿児島にUターンすることが決まり、どんな仕事をするか悩んでいました。
そんな時、数年前に鹿児島に帰った際に、昔はにぎわっていた街が元気がなくなってるなと感じていて、街に賑わいをつくることに携わる仕事もいいなと考えていました。最近まで住んでいた福岡市では「美野島商店街」や「西新商店街」など活気のある商店街が今も残っています。どちらもとても大好きな商店街で活気づいているんです。もちろん人口も環境も違うので同じようにはできないけれど、せっかく鹿児島にUターンしたので、違う形でも活性化できないのかなと考えている時にあわえの募集を見て、面白そう!と思って応募しました。
思いと現実と
いちき串木野市にも商店街があるんですが、シャッターが閉まっているお店も多く少し寂しいなと思っています。「食のまちいちき串木野」と掲げているだけあって、町の中には飲食店が多いのですがまちの中に点在してしまっていて、「商店街」の活性化への道は私の想像以上に厳しいものでした。プレイヤーさんもたくさんいらっしゃるのですが、それぞれの考え方があったりと・・・。ただ、ないものはない。嘆いても何も始まらないので、今は自分にできることを小さくてもいいから積み上げようと思っています。なく、"本業"として地方創生に取り組んでいる会社の仕事を知りたくて、美波町という過疎地域に本社あるあわえのインターンシップ募集を見つけました。過去の旅行で徳島の印象が良かったことも後押しし、即応募しました。
これから
まずは自分にできることをやろう!と覚悟が決まったので、まずは自分の得意な分野で地域の役に立てることはないかなと考え、MINATOよりあいオフィスにてセミナーを企画しました。Canvaの基本を学ぶようなセミナーで、地元の方にニーズがあるのか分からず集客も不安だったのですが、予想以上に多くの人に参加いただき嬉しい声も聞くことができました。
今回のセミナーをきっかけにMINATOよりあいオフィスやあわえの活動をしてもらえるきっかけになりました。
これからも小さな変化を小さくとも積み上げていけるように、いちき串木野市のたくさんの資源を活用し、地域課題解決の一助になるように活動していきたいと思います。
鹿児島での楽しみ
実は趣味で美術館やアート巡りをすることが好きで、アートや文化を軸にまちおこしができないかと思い鹿児島市が提供しているセミナーで学ばせてもらってます。パートナーの実家がすごく素敵な古民家で陶芸をやっていて、ギャラリーや窯があるんですが、現在はご高齢になり閉めてしまっています。こういう素敵な場所を活用して、まちづくりに何か繋げられないかなと思っています。
久々に鹿児島に戻ってきて、友だちをつくりたい!ということもあって、おかげでたくさんのつながりと刺激をもらっています。あわえの活動の合間を縫って参加しているので忙しいですが、とても充実しています!