地元で長年に渡り数多くの観光客に町の魅力を伝えてきた美波町観光協会と、地域活性に係る各種プロデュース事業を展開する株式会社あわえ(本社:徳島県海部郡美波町、代表:吉田基晴)は、美波町の魅力を伝える地域発信の観光ツアーを提供する団体《美波ローカルツアーズ》を設立しました。
設立第一弾の企画として、第21回ふるさとイベント大賞で「ふるさとキラリ賞」を受賞した、日和佐八幡神社秋祭りをテーマにした視察型観光ツアー「地方創生に寄与する地域自慢のお祭り」を提供開始します。
背景と目的
地方創生において、多くの自治体で課題となっている移住者の地域への定着。美波町は、2012年より町をあげてベンチャー企業のサテライトオフィス誘致に取り組み、2017年時点で徳島県最多の17社の誘致、関連移住者70人以上を実現しています。 そして、彼ら移住者が地域にとけこみ、定着できている大きな要因として、「日和佐八幡神社秋祭り」を通じた地域の人々との交流があります。秋祭りへの参加を通して地域の人々の魅力に触れ、地域との一体感を感じることで、移住者が地域へ愛着を持ち定住を決意する重要なきっかけになっています。これらの事例を他地域の方々にも共有し、実践していただくことを目的に今視察ツアーを開発しました。
ツアー内容
サテライトオフィス誘致に関する事業や経緯、行政サービス、移住者の暮らしの事例紹介
美波町内視察(サテライトオフィス訪問、移住者へのインタビュー、日和佐八幡神社見学等)
秋祭りの歴史、秋祭り継続に向けた取り組みの紹介
移住者と秋祭りの関わり方の紹介動画視聴
*ツアー内容、時間等はご要望に応じ調整いたします。
価格
1万円(税込)/名 ご要望されるサービス内容によって変更する場合があります。
対象者
企業誘致・移住促進担当の自治体職員の方
お祭りを活かした地域活性化に興味のある方
地方創生先進地域への視察を検討されている議員・行政担当の方
地域の伝統的祭事を研究されている方
日和佐八幡神社秋季例大祭とは
日和佐八幡神社秋祭りは、一年の豊年豊作を祝うため毎年10月に開催されます。町内8地区が“ちょうさ”と呼ばれる太鼓屋台を奉納運行。太鼓屋台を神社へ奉納する際は、50人以上の肩に担がれ境内を練り周り、砂浜から海に入る地区もあるなど勇壮な姿で観客を魅了します。日和佐ちょうさ保存会を中心に町外からの担ぎ手の募集や、移住者の祭り運営への受け入れを積極的に行っており、平成29年2月には、全国各地で行われる個性豊かな催しを表彰する「ふるさとイベント大賞(主催 一般財団法人 地域活性化センター)」にて、「ふるさとキラリ賞」を受賞しました。
Comments