あわえでは持続可能な地域づくりのため、地域に寄り添い、地域づくりを後押しするコミュニティマネージャーを募集しています。
今回の舞台は福岡県古賀市。海、里、山が揃う豊かな自然と、山間には隠れた名湯「薬王寺の湯」が佇むこのまちに温泉宿「快生館」にコワーキングスペースが生まれます。
そこで、「快生館」のコミュニティマネージャーを募集します。
古賀市を良くしたい!面白いことをしたい!そんな思いを持った地域の方々やサテライトオフィス進出・検討企業の関係者が集まって、お互いの得意を活かしながら新しいことに挑戦していくようなコミュニティを、快生館で育んでいきたいと考えています。
コミュニティマネージャーの仕事は、コワーキングスペースやシェアオフィスなどに常駐し、地域住民向けのイベントを企画・運営したり、オンラインでサテライトオフィス進出検討企業と打ち合わせをしたり、視察対応したりと、さまざま。「快生館」の顔として、地域内外の人たちに可愛がられるような人と出会えたらうれしいです。
今回、コミュニティマネージャーの仕事内容を、本事業責任者である地方創生推進部部長 吉田とコミュニティマネージャー 鶴ヶ野にインタビューしました。
■コミュニティマネージャーが生まれたきっかけとは?
もともと美波町にはあわえの本社があり、そこにはサテライトオフィス誘致専任のメンバーがいました。本社メンバーは美波町で暮らしているので、メンバーが自然とコミュニティマネージャーの役割も担っていました。
ただ、他地域にてサテライトオフィス誘致を展開する際には、戦略づくりから誘致支援までは、基本的には遠隔地からのサポートになります。もちろんそれでもサテライトオフィス誘致という点では十分支援可能なのですが、誘致を進めるうちにお客様から「住民のコミュニティ活性化もあわせて支援してほしい」と声をいただくようになりました。
これはさすがに遠隔からでは限界があると思いました。美波町では、コミュニティマネージャーが地域に暮らしているからこそ、生活や暮らしに関わる様々なコミュニティに参加することができます。また、そこには暮らしの中で必要な草刈りや溝掃除などの役割もあります(美波では出役と呼んでいます)。一方、行政担当者も忙しいので、そこの役割を担うまではなかなか手が回りません。
そこで、その地域に常駐し、サテライトオフィス誘致のみならず、地域住民との関係づくりから始めることができる体制を構築しました。これは自治体で人を雇うのではなく、あわえが自ら人を雇用・教育して、その地域に送り込む!というものです。結果、他地域のコミュニティマネージャー第1号の富谷市では、コミュニティマネージャーが地域と外部との潤滑油となり、地域住民による起業も促すなど、圧倒的な成果を生むことになりました。
■コミュニティマネージャーの仕事とは?
まずは地域住民、企業との関係性を築くことです。いろいろな協会やコミュニティに自ら入っていって、積極的に馴染んで、住民の人に好かれる、気に入ってもらうことが大切です。関係性が築かれると何かあった時に相談してもらえますし、あの子がいるなら顔を出そうか、という土壌ができ、地域課題の発見や支援者もできやすくなります。
そして、そこで発見した課題を解決できる企業を、地域外から誘致する。誘致する際に、地域住民の方々と連携することで、新たな事業やビジネスが生まれます。そういった連携が起きやすいように、常日頃から地域住民のコミュニティを築くことが重要になります。
見知らぬ地に1人で行き、生活し、仕事をするのは大変なことだと思います。行政側のサポートはもちろん依頼しますし、ローカル・インテグレーターとの密なコミュニケーションができる体制にしています。美波町、八女市にコミュニティマネージャーの先輩がいるので、横のつながりがあるのも安心材料ですね。
今後コミュニティマネージャーは増えていく予定なので、コミュニティマネージャー同士が各地域の違う視点を吸収しながら、どんどんその地域の振興をすすめてほしいです。ローカル・インテグレーターから見ても、自分たちでは手が届かないサポートができるので、うらやましいなと思うこともあります。地域に入って地方創生や地域づくりに関わりたい人にはぴったりの仕事だと思います。自分のアイデア次第で仕事は創れます。いろんな世代の人と雑談から交渉まで行うので、間違いなくコミュニケーション能力がつきます。地方でビジネスを始めたい方にとって、これほど魅力的な仕事は無いと思います!
■鶴ヶ野さんがコミュニティマネージャーになったのは?
実家が温泉民宿(安楽温泉 鶴乃湯)を営んでおり、その地域が持つ独自の魅力には昔から関心がありました。と同時に、地方にはこんなに素敵な魅力があるのに、過疎化などが進んでいる現状に疑問も感じていました。そんな中、神奈川県川崎市在住の時に、たまたま参加したイベントに来ていたゲストスピーカーの「地方創生を考える者が、地方に住まないでどうする!」という言葉に感銘を受け、その後すぐに地方拠点を考え始め、愛媛県大洲市の地域おこし協力隊を経験した後に、地域づくりに取り組むあわえの八女オフィスでの募集に出会い応募しました。
現在は、サテライトオフィスの誘致支援・起業支援・地域コミュニティの活性化を中心にした業務に携わっています。具体的には、福岡県八女市に進出したい企業と自治体を繋いだり、地域の方々と交流を行い、課題に感じていることをヒアリングして解決策を一緒に考えるなどの業務を行っています。
活動の中での気づき:地域に根付き、住民の生の声を聞くことによって見えてくる課題こそ、コミュニティマネージャーが取り組むべき本当の課題だと考えています。将来的には全国にコミュニティマネージャーを配置し、それぞれの地域で培ったノウハウを活かし、地域が抱える課題の解決に取り組んでいきたいです。
■募集職種 古賀市コミュニティマネージャー
■雇用形態 契約社員(2021年10月から)次年度以降、事業継続による1年毎の再契約前提
■給与 月給200,000円〜(スキル、経験等による)
■待遇・福利厚生
・保険(健康保険、厚生年金保険、雇用保険等) ・半額家賃補助(上限あり) ・車(社有車貸出)
■仕事内容 地域住民の起業・スキル向上と地域課題の解決に向けたアイデアが集積するコミュニティづくり
・地域課題や地域資源の掘り起こしと、課題解決に向けた企業へのアプローチ
・地域住民へのワークショップ、イベントの実施や進出企業との交流の場としての確立
・イベントなどの実施による起業家マインドの情勢、地域住民ニーズの収集
■勤務地
薬王寺温泉 快生館
〒811-3124 福岡県古賀市薬王寺95
■勤務時間
09:00~18:00(休憩時間 12:00〜13:00)
■休日休暇
週休2日制(土・日)、祝日、年間休日120日程度 夏季休暇、年末年始、慶弔休暇、有給休暇、特別休暇
■求める人材・スキル
・世代間交流や異業種交流が必要な場面において、積極的に会話の糸口を提供し和やかな場づくりを行う努力ができる方
・自治体の担当者や上長が考えた方針や計画に沿って、段取りよく動くことができる方
・初めて実施する業務もあるので、指示に対し素直に実施できる方
・あわえのビジョン、行動指針に共感し、一緒に挑戦できる方
・パソコンおよびビジネスソフト(MicrosoftOffice等)が扱える方 ・普通自動車免許を取得している方(AT限定可)
■募集期間 2021/07/01~2021/09/30
■採用予定人数 1名
■選考プロセス
まずは下記採用サイトの「応募フォーム」にご記入して送信してください。
https://awae.co.jp/careers/ 担当者より次の選考についてご連絡いたします。 ↓ 書類選考 ↓ 一次面談(WEBもしくはあわえ事業所(徳島、東京、福岡)での面談) ↓ 最終面談(WEBもしくは古賀市での現地面談)
・次の選考ステップに進まれる方のみご連絡させていただきます。 ・取得した個人情報は、採用選考にのみ使用します。 ・選考プロセスは変更になる可能性があります。 ・不採用理由についての問い合わせにはお答えできませんのでご了承ください。
■その他
よろしければこちらのページもご覧ください。
八女市地域しごとづくり拠点施設南仙荘Facebookページ:https://www.facebook.com/awae.yame.nannsennsou/ 快生館ホームページ:http://www.kaiseikan.net/
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