あわえにインターンで来てくれた神戸大学(当時)の大塩さんが、インターンの活動をブログにしてくれました! 少しづつ、ご紹介していきます。
インターンに興味のある方、ぜひのぞいてみてください。
こんにちは、インターン生の大塩です!
今回は、2つの地域の学校に通う教育のあり方「デュアルスクール」の説明会に参加した際のお話です。 元々、「日本の教育のあり方」についてこのままでいいのかという危機感を持っていたので、新しい教育スタイルを知ってワクワクしました。その説明会が、関心のある母親向けにオンラインで開催されるということで、そこに立ち合いました。
新しい教育のあり方「デュアルスクール」とは?
まず、「デュアルスクール」とはどのようなものかをご紹介します。 デュアルスクールとは、住民票を移さずに都市部と地方の2地域を行き来しながら、どちらの良さも体験できる「新しい学校のかたち」です。小学校1年生から中学2年生までの子どもが対象で、徳島県内で受け入れをしているそうです。コロナ禍で昨年は受け入れできなかったそうですが、これまで15人の子どもたちが徳島の学校で授業を受けたそうです。
2地域居住をしたいと考えているご家族や、移住を検討しているご家族、サテライトオフィスが徳島にある企業で働いているご家族などが利用しています。大人の都合でついていく必要があった子どもたちも、地方の学校で授業を受けることができ、地方での暮らしを楽しめる画期的な制度です。受け入れ先の学校には、学習進度の違いを調整してくれる講師が付いてくれるので、学力の面からも安心できます。写真の左にいる男性が、その専属の講師です。
地方創生とは関係ないのではないかと思われるかもしれませんが、実は大いに影響があります。少子化が進んだことで、親や祖父母にとって「我が子」の存在は大きい傾向があります。そして、オンライン化が進み仕事がネットさえあればどこでもできる時代です。そうすると、子どもの「この地域が好き!また行きたい!住みたい!」という声は非常に影響力があるのです。
説明会に参加してみて
説明会では、実際にデュアルスクールの制度を利用した方の体験談も聞くことができました。 「都会の学校とは違うことも多いけど、違うから面白い」「新たに知ることで、まだ知らないだけのことが沢山ある」と、子どもが色んなことを考えるようになったそうです。 学校以外でも川で友達と遊んだり、地域のお祭りに参加したりした写真を見ると、とても楽しそうなことが伝わってきました。 「居場所が増える」ってこういうことなのかなと感じました。
一方で、参加した母親のみなさんの懸念事項は、小学校以下の子どもをどうするかです。 この制度では、小学1年生以上が対象なので、それ以下の子どもを仕事の間どうするかが課題として残ります。 今は無理でも、下の子が大きくなった際にはぜひ参加してほしいなと感じました。
そして、この制度を知らない人の方が多いと思うので、もっと沢山の人に知ってもらいターゲットになる人へ明確に届けられたらいいなと思いました。やはり違う環境で育つと価値観が異なってくるので、小さい頃から色んな価値観に触れることは子どもの豊かな成長に繋がると考えます。その1つの機会として、この「デュアルスクール」が活用されることを願います。
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